PGT-A・ERA・タイムラプスなど、難しい医療用語をわかりやすく解説します
体外受精で作成した胚(受精卵)の染色体数を移植前に調べる検査。染色体異常のない胚を選んで移植することで、流産率を下げ、着床率を高めることが期待されます。
先進医療子宮内膜が胚を受け入れやすい「着床の窓」のタイミングを遺伝子レベルで調べる検査。反復着床不全の患者に有効とされ、個人に合った最適な移植タイミングを特定します。
先進医療培養器内のカメラで胚の発育を連続撮影・記録する技術。胚を培養器から取り出さずに観察できるため、胚へのストレスが少なく、より良質な胚を選べます。
先進医療ヒアルロン酸を使って精子を選別し、より成熟した精子を顕微授精に使用する技術。DNA損傷の少ない精子を選べるため、流産率の低下が期待されます。
先進医療胚盤胞移植の前日に培養液を子宮内に注入する技術。胚の着床を促すシグナルを事前に与えることで、子宮内膜の受容性を高める効果が期待されます。
先進医療子宮内の細菌叢(マイクロバイオーム)と慢性子宮内膜炎の原因菌を調べる検査。ERAと同時に行うことが多く、子宮環境の改善に役立ちます。
先進医療卵巣から取り出した卵子と、採取した精子を体外で受精させ、育てた受精卵(胚)を子宮に戻す治療法。2022年から保険適用となりました(43歳未満・6回まで)。
保険診療細い針で精子を直接卵子に注入する受精方法。精子の数が少ない・運動率が低いなど、男性側に原因がある場合や、体外受精で受精しない場合に用いられます。
保険診療一度凍結保存した胚を、後から融解して移植する方法。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクを下げたり、子宮内膜の状態が整うのを待つ際に活用されます。
保険診療洗浄・濃縮した精子を子宮内に直接注入する方法。タイミング法より妊娠率が高く、体外受精より身体的・経済的負担が少ないため、体外受精前の治療として行われます。
保険診療患者自身の血液から多血小板血漿(PRP)を抽出し、子宮内膜に注入する治療。薄い子宮内膜や反復着床不全に対して用いられ、内膜の再生・厚みの改善が期待されます。
自費胚移植の際にヒアルロン酸を含む培養液を使用する方法。着床を助けるタンパク質の働きを高め、胚が子宮内膜に接着しやすくする効果が期待されます。
先進医療受精から5〜6日目に達する胚の発育段階。着床に最も近い状態であり、初期胚より移植成功率が高いとされています。PGT-Aの検査はこの段階の胚に行います。
基本用語2022年4月から体外受精・顕微授精が保険適用になりました。43歳未満で、1子ごとに採卵6回(40歳未満は9回)まで3割負担で治療を受けられます。
保険診療保険診療と組み合わせることが認められた自費治療。PGT-AやERAなどが該当し、費用は全額自己負担ですが、保険診療と混合して受けることができます。
制度妊娠はするものの、流産・死産・早期新生児死亡を繰り返す状態。2回以上の流産で検査・治療の対象となります。PGT-Aや血液検査などで原因を探ります。
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