移植1回目が化学流産に終わり、次の採卵へ。凍結胚盤胞はまだ4BCが1個残っていたが、先生のアドバイスに従い、もう一度採卵してより良いグレードの胚盤胞を目指すことにした。
📋 この記事の目次
採卵3回目(8/17)——グレードの良い卵が2個
3回目の採卵でひとつ変わったのは、ゴナールエフの投与量だった。1・2回目の225単位から300単位に増量。また前日と前々日に自己注射の指示があった。
| 項目 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|
| 採卵数 | 3個 | — |
| 胚盤胞 | 2個(4AB・4BB) | 両方とも凍結保存へ |
| 結果確認日 | 8/26 | — |
もちろん、休職したことが結果に影響したかどうかはわからない。ただ、私にとっては治療に集中できる時間を持てたことが大きかった。
移植2回目へ。今回は徹底的に安静にした
前回の反省を活かして、今回は移植に向けた準備を万全にした。1回目と同じホルモン補充周期による凍結胚移植だが、自分の取り組み方を大きく変えた。移植する胚盤胞は4ABを選択した。
- 心拍が確認できるまで、ほとんど家から出ずベッドで横になって過ごした
- 趣味程度でやっていた物販も一切やめ、ストレスがかからない環境を整えた
- 鍼灸接骨院に1回通院し、その後はセルフお灸を毎日続けた
投薬スケジュール(2回目)
今回はエストラーナテープの枚数を毎日指で確認しながら、絶対に間違えないよう徹底した。前回の反省を、確実に行動に落とし込んだ。
- 9/14:通院開始。
- 9/26:通院。投薬表作成。
- 9/27:投薬開始。エストラーナテープ2枚から。
- 10/13:ルテウム膣座薬開始。
- 10/17:移植当日。12:00到着。4ABを移植。流れは1回目と同様。
- 10/26:判定日。
- 11/6:胎嚢確認。
- 11/13:心拍確認。
高濃度ヒアルロン酸含有培養液を使った
もうひとつ、1回目と変えたことがある。移植時に高濃度ヒアルロン酸含有培養液を使用した。
ヒアルロン酸は子宮内膜にも存在する成分で、受精卵が内膜に接着するのを助ける働きがあるとされている。この培養液を使うことで着床率の向上が期待できるといわれており、過去に移植不成功の経験がある場合などに用いられることがある。私の場合も、先生の判断で保険内で対応してもらえた。
判定日(10/26)——「やった」と思った
2024年10月26日、判定日。HCGが検出された。着床している。ひとまず「やった!」と思った。
ただ、この時点ではまだ確定ではない。胎嚢確認・心拍確認ができて、初めて妊娠が確定する。気持ちを抑えながら、次のステップを待った。
胎嚢確認(11/6)・心拍確認(11/13)
11月6日、胎嚢が確認できた。11月13日、心拍が確認できた。
産院探しは突然始まる——早めに動くのがおすすめ
心拍確認後、先生から「最後の通院日までに自分で産院を決めてきてください」と言われた。突然のことで、正直戸惑った。
過去に紹介状を書いたことのある病院を2つ教えてもらえたが、あくまで参考程度。「分娩までできる施設を」という条件だけがあり、あとは自分で探すことになる。
紹介状はしっかり用意してもらえた。クリニックのロビーでレターパックに住所を記入し、後日郵送してもらう形だった。紹介状が届く前に何かあった場合は、紹介状なしで病院へ行くよう伝えられた。
最後の通院日(11/26)——さよなら、クリニック
11月26日、お世話になったクリニックへの最後の通院日だった。
同時に、次から病院を変わらなければならない不安もあった。スタッフの方々と信頼関係が築けていただけに、新しい産院でゼロから始めることへの戸惑いがあった。分娩まで診てもらえたらよかったな、と少し思った。
不妊治療クリニックは妊娠を届けてくれる場所であって、出産まで見届けてくれる場所ではない。わかってはいたことだけど、いざその日が来ると感慨深かった。お世話になりました、という気持ちでいっぱいだった。
かかった費用のまとめ
採卵3回目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 採卵当日(8/17) | 20,900円 |
| 結果確認日(8/26) | 82,900円 |
| 合計 | 103,800円 |
移植2回目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 移植当日(10/17) | 42,410円 |
| 判定日(10/26) | 1,080円 |
| 合計 | 43,490円 |
※いずれも保険適用後の金額です。エストラーナテープ・ルテウム膣座薬など調剤薬局での薬代は別途かかります。
費用の全体像を知りたい方は、体外受精の費用と保険適用を徹底解説もあわせてどうぞ。